2023年10月から消費税のインボイス制度がスタートします。
事業者が納付する消費税は、 「売上に係る消費税」 - 「仕入(経費)に係る消費税」 で計算します。
インボイス制度がスタートしますと、 「仕入(経費)に係る消費税」は、 インボイスの登録を受けた事業者が発行した
請求書や領収証をもらわないと 消費税の計算でマイナスできなくなります。
そして、このインボイスは ・課税事業者は発行できますが、 ・免税事業者は発行できません。
従って、10月以降、免税事業者への支払いは
消費税の計算でマイナスできなくなります (実際には、経過措置が6年間ありますので、
この期間は一定の割合でマイナスできます)。
免税事業者とは、原則として
2年前の売上高が1000万円以下の事業者をいいます。
もし、免税事業者がインボイスを発行したければ、
課税事業者を選択しなければなりませんが、
課税事業者になるかならないかは任意になります。
インボイス制度でまず重要な事は、
この制度がご自身の会社や商売、取引先に
どのような影響を与えるのかを理解することになります。